産学協創研究会(活動中の研究会)
量子ビーム解析技術研究会
代表世話人
氏 名 | 所属・役職 | 連絡先 |
---|---|---|
大場 洋次郎 | 豊橋技術科学大学・准教授 | TEL:0532-44-6695、 E-mail:oba[at]me.tut.ac.jp |
副代表世話人
氏 名 | 所属・役職 | 連絡先 |
---|---|---|
足立 大樹 | 兵庫県立大学・教授 | TEL:0532-44-6695、 E-mail:adachi[at]eng.u-hyogo.ac.jp |
佐々木 宏和 | 古河電工(株)・主幹研究員 | TEL:045-311-1212、 E-mail:hirokazu.sasaki[at]furukawaelectric.com |
世話人
No. | 氏 名 | 所 属 | 役 職 |
---|---|---|---|
1 | 大沼 正人 | 北海道大学 | 教授 |
2 | 佐藤 真直 | 高輝度光科学研究センター | 室長 |
3 | 谷山 明 | (公社)日本金属学会 | 事務局長・専務理事 |
構成員
No. | 氏 名 | 所 属 | 役 職 |
---|---|---|---|
1 | 石地 耕太朗 | 九州シンクロトロン光研究センター | 副主任研究員 |
2 | 小澤 敬祐 | (株)神戸製鋼所 | 主任研究員 |
3 | 陰地 宏 | 名古屋大学シンクロトロン光研究センター | グループ長 |
4 | 蟹江 澄志 | 東北大学 | 教授 |
5 | 熊谷 正芳 | 東京都市大学 | 教授 |
6 | 小谷 佳範 | 高輝度光科学研究センター ナノテラス事業推進室 | 主幹研究員 |
7 | 小林 正和 | 豊橋技術科学大学 | 教授 |
8 | 菖蒲 敬久 | 日本原子力研究開発機構 | グループリーダー |
9 | 田中 宏樹 | (株)UACJ | 主幹 |
10 | 田中 裕二 | JFEスチール(株) | グループリーダー |
11 | 徳田 一弥 | 住友電気工業(株) | 主査 |
12 | 丹羽 尉博 | 高エネルギー加速器研究機構 | 助教 |
13 | 根津 暁充 | 株式会社リガク | アプリサイエンティスト |
14 | 廣井 孝介 | 日本原子力研究開発機構 | 研究副主幹 |
15 | 米村 光治 | 日本製鉄(株) | 主席研究員 |
活動目的
金属材料の研究開発において、材料解析技術の重要性は非常に高く、特に量子ビーム(放射光・中性子線)の活用は従来困難であった材料内部の微細な構造変化や組成変化の解析を可能にする。しかし、日本国内では放射光と中性子を横断的に議論できる場が少なく、両者の研究コミュニティが分断されている点が問題視されている。監督官庁もこの課題を認識しており、量子ビームを広範囲に連携させる研究会の設立と協力関係の強化が求められている。
この課題に対応するため、産学官の枠組みを越え、鉄鋼・銅・アルミ・マグネシウムなどの金属材料解析を扱う研究者と量子ビーム施設の関係者が協力し、量子ビームを用いた金属材料研究の場を創設する。本研究会では、放射光・中性子という異なる技術を統合し、構造材料・機能性材料の微細構造・組成などの解析手法を横断的に議論するとともに、国内の量子ビーム関連施設へ建設的な提言を行うことを目的としている。
特に、SPring-8利用推進協議会や中性子産業利用推進協議会との連携を強化し、量子ビーム解析技術の発展を促進する「横串」の役割を果たすことが期待される。また、利害関係に左右されない中立的な立場を維持し、量子ビーム技術の更なる発展を図る。この研究会の活動によって共通の技術課題を整理し、次世代の量子ビームによる金属材料解析技術の発展を支援するとともに、SPring-8-Ⅱ、J-PARCの新ビームライン、福井県の新試験研究炉に向けた提言を検討する。
さらに、本研究会の成果を春秋の講演大会シンポジウムや学会HP、会報誌「まてりあ」等を通じて発信し、量子ビーム技術の認知向上に寄与する。これにより、量子ビーム解析技術の発展を促進し、若手研究者や社会人の技術向上を図るとともに、日本発の解析技術を発展させることを目指す。
この課題に対応するため、産学官の枠組みを越え、鉄鋼・銅・アルミ・マグネシウムなどの金属材料解析を扱う研究者と量子ビーム施設の関係者が協力し、量子ビームを用いた金属材料研究の場を創設する。本研究会では、放射光・中性子という異なる技術を統合し、構造材料・機能性材料の微細構造・組成などの解析手法を横断的に議論するとともに、国内の量子ビーム関連施設へ建設的な提言を行うことを目的としている。
特に、SPring-8利用推進協議会や中性子産業利用推進協議会との連携を強化し、量子ビーム解析技術の発展を促進する「横串」の役割を果たすことが期待される。また、利害関係に左右されない中立的な立場を維持し、量子ビーム技術の更なる発展を図る。この研究会の活動によって共通の技術課題を整理し、次世代の量子ビームによる金属材料解析技術の発展を支援するとともに、SPring-8-Ⅱ、J-PARCの新ビームライン、福井県の新試験研究炉に向けた提言を検討する。
さらに、本研究会の成果を春秋の講演大会シンポジウムや学会HP、会報誌「まてりあ」等を通じて発信し、量子ビーム技術の認知向上に寄与する。これにより、量子ビーム解析技術の発展を促進し、若手研究者や社会人の技術向上を図るとともに、日本発の解析技術を発展させることを目指す。
活動期間
2025年 3月〜2029年 2月
活動計画
本研究会では、年に1回の本会議と、年1回の談話会の開催を主たる活動とする。
本会議では、全会員を対象に、前年度の活動報告と次年度の活動計画案の議論、さらに研究会の基本方針に関する議論、また招待者による特別講演(数件)によって構成される。
談話会では、会員あるいは会員の推薦者による金属材料の内部や表面組織、組成等の解析に量子ビームを適用した事例に関する発表(数件)で構成される。
2年目、および最終年度には、研究会活動の総括として、秋の講演大会で企画シンポジウムを実施する。
対面、あるいはオンラインを活用した幹事会を3ヶ月に1度程度開催し、本年間の計画の見直しや、会議や談話会、企画シンポジウム開催のための企画立案を行う。
本会議では、全会員を対象に、前年度の活動報告と次年度の活動計画案の議論、さらに研究会の基本方針に関する議論、また招待者による特別講演(数件)によって構成される。
談話会では、会員あるいは会員の推薦者による金属材料の内部や表面組織、組成等の解析に量子ビームを適用した事例に関する発表(数件)で構成される。
2年目、および最終年度には、研究会活動の総括として、秋の講演大会で企画シンポジウムを実施する。
対面、あるいはオンラインを活用した幹事会を3ヶ月に1度程度開催し、本年間の計画の見直しや、会議や談話会、企画シンポジウム開催のための企画立案を行う。
No. | 名 称 | 内 容 | 時 期 |
---|---|---|---|
1 | R7年度 会合(キックオフ) | 活動計画案、基本方針に関する議論 | 2025年6月(豊橋技科大) |
2 | R7年度 研究会 | 量子ビームを活用した金属材料解析に関する議論 中性子産業利用推進協議会・SPring-8産業利用推進協議会との合同開催(9月) ・材料視点(機能性材料)の講演1件 ・材料視点(構造材料)の講演1件 3機関連携研究会(10月) | 2025年9月16日 PM(北大) 2025年10月 |
3 | R7年度 会合 | 活動報告と第1回企画シンポジウムの計画 | 2025年11-12月 |
4 | R8年度 会合 | 活動方針打合せ | 2026年3月(千葉工大) |
5 | 第1回企画シンポジウム | 活動報告と新たな指針の提案 | 2026年9月(秋田大) |
6 | R8年度 会合 | 活動報告と活動計画案、基本方針に関する議論 | 2026年11-12月 |
7 | R9年度 会合 | 活動方針打合せ | 2027年3月 |
8 | R9年度 研究会 | 量子ビームを活用した金属材料解析に関する議論 | 2027年9月(広島大) |
9 | R9年度 会合 | 活動報告と活動計画案、基本方針に関する議論 | 2027年11-12月 |
10 | R10年度 会合 | 活動方針打合せ | 2028年3月 |
11 | 第2回企画シンポジウム | 研究会の総括と新たな指針の提案に向けた議論 | 2028年9月(北陸・信越地区予定) |
12 | R10年度 会合 | 活動最終報告と次期研究会に関する議論 | 2028年11-12月 |
概算予算(最大50万円/年、全期間について記載、見込みで可)
項 目 | 内 容 | 時 期 | 金額(円) |
---|---|---|---|
研究会議会場費 | R7年度会場借り上げ費用、ZOOM費用等 | 200,000 | |
講師謝金 | R7年度談話会講師への謝金 | 300,000 | |
研究会議会場費 | R8年度会場借り上げ費用、ZOOM費用等 | 200,000 | |
講師謝金 | R8年度談話会講師への謝金 | 300,000 | |
研究会議会場費 | R9年度会場借り上げ費用、ZOOM費用等 | 200,000 | |
講師謝金 | R9年度談話会講師への謝金 | 300,000 | |
研究会議会場費 | R10年度会場借り上げ費用、ZOOM費用等 | 200,000 | |
講師謝金 | R10年度談話会講師への謝金 | 300,000 | |
計 | 2,000,000 |